こんにちは。121FITNESSです!
今日は体の酸化と運動の関係性について紹介します。
体の酸化とは、身体内で活性酸素が増え、それが細胞や組織にダメージを与えることを指します。
活性酸素は、酸素を取り入れ代謝する上での副産物なので、正常に代謝プロセスが働いていれば必ず生成されます。
問題は、活性酸素が増えすぎた場合、体にとって有害となってしまうこと。
その原因は以下が考えられます。
1.運動不足
体内の代謝が低下し抗酸化物質(ビタミンCやEなど)の働きが鈍くなり、活性酸素の除去が不十分になります。
また、肥満や慢性疾患(糖尿病、高血圧など)が運動不足と関連し、これらも酸化する要因になります。
2.過度な運動
逆に激しい運動も要注意。
運動中に酸素の消費量が増えるため、活性酸素の生成が促進。
特に高強度の運動では短期間で大量の活性酸素が生成されます。
<適度な運動と抗酸化>
適度な運動はむしろ酸化ストレスを減らす効果があります。
軽中程度の運動を続けることで、抗酸化酵素の活性が高まり活性酸素を除去します。
<適度な運動の例>
・ウォーキング: 速歩き(早歩き)や長めの散歩
・軽めのジョギング<心肺機能を強化・血流を改善>
・軽いサイクリング<下肢の筋肉増強・全身の有酸素能力改善>
・水泳<身体への負担が少ない全身運動>
・ヨガやピラティス:<柔軟性/体幹の強化・心身のストレス緩和>
<運動の強度(目安)>
●会話テスト
軽い: 息がほとんど上がらず、適に会話ができるレベル。<散歩やヨガ>
適度: 息が少し上がり、会話はできるが歌うのは難しいレベル。<ジョギング、サイクリング>
激しい: 息がかなり上がり話すのが難しいレベル。<スプリント、HIIT>
●RPE(自覚的運動強度)
RPEスケールは6~20で表され、12~14の範囲が「適度な運動」とされます。
これは「少しきつい」と感じる程度で、運動中は快適さと少しの疲労感があるレベルです。
<まとめ>
運動不足でも運動しすぎでも酸化しやすくなりますが、適度な運動が一番良いバランスを保つことができます。
運動の種類: ウォーキング、軽いジョギング、サイクリング、ヨガなどが良い例。
強度の目安: 息が少し上がり会話ができるレベル。RPEで言うと12~14が適度。
バランスの取れた運動とともに、抗酸化作用のある食材(野菜、果物、ナッツ、魚など)を摂取することが重要です。また十分な休息を取ることで酸化ストレスを抑えつつ、健康を維持できます。
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