みなさんこんにちは。亀有のひざ職人&ファスティングマイスターの水越です。
【痛みの原因は同じ場所にあるとは限らない。体全体を見回して探してみよう。】
体の痛みの相談でとても多いのが首・肩、腰、そして膝です。その中でも「何が原因かよくわからないけど何故か膝が痛い」という方が結構いらっしゃいます。膝が痛いと生活する上でも悪影響は少なくない為、ご自分でいろんなケアを試されたり病院に行ってみたり・・・でも一向に良くならない。なんてことも多々あってお越しになられます。そんな方の場合、膝以外に痛みの原因が潜んでいることもままありまして。
人間の体にはたくさんの関節がありそれぞれが互いに影響し合いながらその機能を果たしています。ですがもし、その関節のうちの一つが上手く動かせなくなってしまったら・・・関係する他の関節にまで影響を及ぼしてしまいます。
例えば足首。足首が固くなって深く曲げられなくなると歩いたり走ったりする際に足を後ろへ送り出すことが困難になります。そのため歩幅が小さくなる。もしくは足そのもの股関節から外側に回して、足を外側から巻くように歩くようになります。すると膝の曲がる方向と進行方向がずれるので膝に衝撃が加わり、少しずつ負荷がかかるようになります。その負荷が積み重なった結果が膝の痛みとなって
現れることがあります。
こういった状態ですと膝の痛みを除く処置をしても根本原因である足首の固さは解消されていないので、時間と共にまた同じ症状に悩むことになります。
このように体の痛みはその原因が必ずしも同じ場所にあるとは限りません。なかなか改善されない痛みはしっかりと診てくれるパートナーを見つけ、その人に任せるようにしましょう。
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