皆さんこんにちは。121FITNESSトレーナーの水越です。
【体のこわばり、動きにくさにマグネシウム】
このブログ内でもよく登場するミネラル『マグネシウム』。マグネシウムは私たちの生体内で様々な機能に不可欠なミネラルの一つで特に筋肉収縮との関係は重要です。今回は筋肉との関係性の詳細をまとめてみました。
マグネシウムとは?
マグネシウムは生体内で細胞機能やエネルギー代謝に欠かせない役割を果たしています。特に筋肉収縮や神経伝達にも深く関与し、正常な筋肉機能を維持するのに必要です。
マグネシウムと筋肉収縮
マグネシウムは筋肉収縮において複数の役割を果たしています。まず、ATP(アデノシン三リン酸:エネルギー)生成に必要な酵素はマグネシウム依存性であり、これによってエネルギー供給が可能となります。
さらに、マグネシウムは神経伝達物質の放出や筋肉の収縮に関与するカルシウムイオンの適切な代謝にも影響を与えます。適切なマグネシウム濃度がないと、筋肉が正常に収縮しづらくなる可能性があります。
マグネシウムの役割と緊張の関係
マグネシウムの摂取が筋肉を直接的に緩めるわけではありませんが、適切な濃度は筋肉の正常な機能をサポートし緊張を和らげる助けとなります。マグネシウム不足が続くと筋肉が硬直しやすくなります。
というようにマグネシウムを適切に摂取することで筋肉は正常な活動を行えるようになるわけです。ただマグネシウムは筋肉以外にも体の中で700種以上とも言われる機能に関わっており、現代人は慢性的に不足していると言われています。マグネシウムを多く含むと言われるナッツ類や玄米等を摂る以外に、積極的なサプリメントの使用も考えた方が良いでしょう。
積極的なマグネシウム摂取で体のこわばり、動きにくさを予防しましょう。